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MORIMOTO HICHORI TALENT MANAGEMENT

MORIMOTO HICHORI TALENT MANAGEMENT

森本稀哲
タレントマネジメント

森本稀哲氏は、1999年から2015年までプロ野球選手として人を魅了し続けた野球人です。そんな森本氏と出会ったのは、彼が選手生活を全うして次のステージへ進もうとしているときでした。



セカンドキャリアの出発点に立ち、森本氏は「経営を学びたい」というビジョンを描いていました。「ならば、まずはマーケットインの発想で、実践の中で学んでいきませんか」。そう共有したうえで、どのフィールドでまず勝負すべきか見極めるために、アイデンティティやポテンシャルを明確化しました。結果として見えてきたのは、ビジネス界には存在し得ない「卓越したエネルギーワーカー」であるという価値を最大限に生かすこと。記録と記憶をともに残してきた彼の元気や明るさを世の中に届けたいと思い、3つのマーケットを創り上げていきました。

1つは、〈マスメディア〉というマーケット。長年を過ごした北海道を拠点としながら、テレビやラジオなどのメディアに進出しました。野球解説から情報番組のコメンテーターまで、現場はさまざまです。次は、〈リアル〉なマーケット。この枠組みの中では、講演会やイベントを通じて、ステークホルダーへ直接的に価値を届けられます。それを強化しようと、最後にできあがったのが〈SNS〉というマーケット。比較的早い段階からTwitterを始め、現在のフォロワーは15万人。YouTubeの公式チャンネル「ひちょりズム」も開設したちまち5万人のチャンネル登録、100万再生を超えるコンテンツも生まれました。

この3つのマーケットを組み合わせ、「森本稀哲の価値」を最大化し、収益化するシステムを構築しました。

芸能プロダクションではなく、経営コンサルティングも手掛ける私たちが森本氏の信頼を得ているのが、ビジネス業界をメインフィールドとしている独自のマネジメント力です。私たちは、全ての依頼をタレントと共有し、相談し、その価値を正しくビジネスに生かしてもらえるクライアントと契約をします。そしてタレントが全力で、安心してパフォーマンスできる現場を整えます。さらに、SNSなどの新しいコンテンツに着手するときは、自社のクリエイティブチームがアイデアを迅速に表現するため、スピードも加速します。大前提として、私たちはタレントに「人」として向き合うことを大切にしています。そして支え、ともに闘います。私たちは、「チーム森本」です。

チームであるための鍵を握るのが、〈対話〉だと思っています。

実は、野球界では「エンターテイナー」としていつも人を沸かせてきた森本氏ですが、講演の仕事を始めた頃、聴衆を沸かせることは苦手でした。彼の生き方をテーマとした得るものの多い内容ですが、「伝わらない」「何を言っているのかわからない」…そんな厳しいご意見もたくさんいただきました。そんな窮地を突破するために、私たちは〈対話〉を大事にしました。講演の1回1回に、ポジティブなこともネガティブなことも含めて膨大なフィードバックを行い続け、それに対してどう思うか、どうしたいか、対話を重ね続けました。すると、いつしか1000人の聴衆を沸かせる講演ができるようになりました。

私たちは、タレントマネジメントのために定型のソリューションを用意していません。タレントの価値をまっすぐに提供できるよう、そのためのプロセスを丁寧に踏みながらそれぞれのマーケットを創っていきます。

スポーツ業界以外でも知名度が高まってきた今後は、森本氏の新たな価値を提供すべく、人材育成の業界に参入していきます。現役時代に3つの球団にて華やかな経験からどん底まで経験した彼自身の根底にある〈教育者〉としての価値を研修プログラムとしてコンテンツ化しました。〈著名人〉としての価値も付加し、新たなマーケットに届けていきます。

森本稀哲オフィシャルサイト

タレントマネジメント/菅沼 加奈